一般的なシステム建築とは
システム建築とは、建物を構成する部材の形状・⼨法・接合⽅法を標準化し、
計画・設計・製作・施⼯の全てのプロセスをシステム化した建築⽅法です。
そのため、短工期・低コストで⾼品質の建物を建てることができます。
日本向けに開発された
「川田工業システム建築」
1993年、当社は70年もの歴史を誇る米国の技術をベースとした「川田工業システム建築」を導入。当時、設計と施工は国内で、上屋建物の製作は米国でした。その後、建築基準法の改訂や日本の気候や風土に合うシステム建築を目指して技術開発に取り組み、現在は基礎構造から上屋建物の設計・製作・施工まで、全て国内で行う“純国産のシステム建築”として様々な建築物に採用されています。
川田工業システム建築の特徴
⽤途・⽬的に応じて、屋根・壁・構造を選択可能!
工場・倉庫の用途や大きさ、地域環境等を踏まえて、最適な屋根・壁・構造を選択することが可能です。これにより、短工期・低コストを実現します。
使⽤鉄⾻の軽減でコストダウン!
川田工業システム建築の建物には、間柱がありません。自立できる強度を誇る「壁材(J.ウォール、K.ウォール)」と、重ね継手が可能な「Z形胴縁」を組み合わせて間柱をなくし、鉄骨重量を軽減することで、さらなるコストダウンを実現しました。

屋根材・壁材の特徴
抜群の耐久性を誇る屋根材・壁材を採用!
川田工業システム建築の屋根材・壁材には防⾷性の⾼いガルバリウム鋼板が使⽤されています。ガルバリウム鋼板の防⾷性は、⼀般的な亜鉛鉄板の3 〜6 倍です。
ガルバリウム鋼板とは
ガルバリウム鋼板とは、鉄を基材とし、アルミニウム・亜鉛・シリコンからなるメッキ層を持つ「溶融アルミニウム-亜鉛合金メッキ鋼板」のこと。1972年にアメリカで開発された金属素材です。鉄板の外側を覆っているアルミニウムの不動態保護性能と、亜鉛の犠牲防食により高い防食性を発揮します。

施⼯上のメリット
仮設⾜場が不要!
J.ウォールやK.ウォールの取り付けには、⾼所作業⾞を使⽤します。外壁⾃体が⾃⽴できるだけの強度を有しているため、仮設⾜場を必要としません。

在来⼯法では、外壁を施工する際、仮設⾜場を全⾯に設置する必要があります。

川田工業システム建築では、外壁を⾼所作業⾞で施⼯できるため、仮設⾜場を必要としません。
※敷地の形質、建物の高さ等によっては、仮設⾜場が必要になる場合もあります。